2009年5月4日月曜日

学校で

小学生の頃か中学生の頃かさだかではないのですが、学校でブルーカラー、ホワイトカラーの話を聞いたのが、その後の私の人生に大きな影響を与えました。大人になったらホワイトカラー、つまり背広、ネクタイの仕事をしなければ劣った人間になるように思えたのです。これは紳士の国イギリスの差別意識のもたらした弊害です。
人生をこうしたものに価値を置いた生き方は、大変な回り道です。社会的地位や名誉、財産、学歴といったものに心がとらわれた世界は比較の世界ですから、常に妬みや優越感、見栄、外聞、対面といった苦しみから離れられません。

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