2009年7月7日火曜日

中部電力社員

 中部電力社員の夫が退職後、中皮腫で死亡したのは、火力発電所のアスベスト(石綿)が原因だとして、名古屋市緑区の藤原重子さん(70)ら遺族3人が、同社を相手取り、慰謝料計6000万円を求めた訴訟の判決が7日、名古屋地裁であった。


 多見谷寿郎裁判長は、「昭和30年代には石綿により深刻な健康被害を受けることが予見できたが、同社は呼吸用保護具を使用することを指示するなどの安全配慮義務を尽くさなかった」と述べ、同社に3000万円の支払いを命じた。

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